誰かの心に残りたい人生だった

私の存在を記すためのブログ

精神科闘病記3 初めての診察

簡易な心理テストを受けた翌週、運命の初診の日を迎えた。

担当医はT医師という女医さんだった。40手前ぐらいだろうか。あまり優しい感じはなく、どちらかというと冷淡な印象の人だった。

「眠れてますか」「食事はとれてますか」「今どんな気持ちですか」

その辺のサイトに書いてありそうなテンプレな質問を、予想以上に淡々と投げかけてきた。
私もいたって冷静に、淡々と答えた。ただ、研究室内の私の立場については強調しておいた。

そうして、医師のなかで結論に達したらしく、

「ではまず薬を飲みましょう。それから指導教員の先生に電話しておきますね」

と端的に言われた。意外とあっさりしてるなと思った。
私としては精神科に通っていることを指導教員とはいえ他人に知られることに抵抗があったが、

「あなたの場合病気というより環境の問題で、今の環境をなんとかしないと変わらないですよね?」

というずばっとした意見に従わざるを得なかった。

もうひとつの薬に関しては全く説明がなかったので質問した。(ちなみにドグマチールだった)

「これはどんな薬なんですか」
「もともと胃薬で、気分の改善にも使われます」
「副作用とかないんですか?」
「まあ、人によっては太ることもあるけど」
「それ飲めば本当に楽になるんですか?」
「だいぶ楽になると思いますよ」

要するに対症療法的に、まず気分を楽にして眠れるようにということらしい。
あまり腑に落ちないがとりあえずもらって帰ってきたのだった。

その夜、ネットでドグマチールを調べ、あまり強烈な薬ではなさそうと判断し、飲んで寝ることにした。

しかしこれがまったく効かず、一睡もできずに朝を迎えたのだった。
本当に気休め程度だった。

これがまだまだ序の口に過ぎないことは言うまでもない。