誰かの心に残りたい人生だった

私の存在を記すためのブログ

精神疾患の後遺症

精神科から卒業し、一応の社会人となったいまでも、やはり精神科に通院していたという事実は重くのしかかってくる。
精神疾患の後遺症は、まさに精神疾患にかかっていたという事実と記憶なのではないだろうか。

まず、自分は精神を病んでいたんだという強烈なコンプレックスがある。「普通の人」はそうならないわけで、すなわち自分は普通ではない。また精神障害者に対する風当たりもよいとはいえず、それがまた余計な不安や焦りを生む。何よりもまわりからどう見られているのかが気になる。自分はあくまで「普通の人」を演じているものの、ほかの人とどこか違うことは否定できない。

度重なる身体的不調。やはり病んでいた時に崩したものは大きく、食事の偏りや運動不足、薬の副作用が重なって非常に脆弱な体になってしまった。いまも原因不明の体調不良に何度も悩まされている。面倒なのは精神症状ではなく身体症状という点であり、内科に行かなければ対処できず、また本当に何かの病気なのかただのストレスなのか自分では判別できない。この戦いを終わらせるには健康になるしかないが、過去を清算するには長い道のりが予想される。

そして、今後再発するのではないかという不安。いまのところは一応の生活は送れていても、いつどのタイミングで病むかわからない。そのときは働くこともできないだろうし、よくて休職、あるいは退職だろう。その後はまた闇の世界が待っている。

しかし私は、少なくとも現在頑張って生きている自分を評価したい。精神障害者のなかには挫折を経て疲れて何もする気が起きず、医師に診断書をうまく書いてもらって障害年金で暮らしている人もいる。一見するとただ人生をあきらめているようにしか思えない。仕事もせず、誰ともかかわらず、親のお金や障害年金でだらだらと暮らす。その生き方を否定はできないが、私はその道を選ぶことはできない。

私は障害者手帳を持っていないため、いわゆる正社員で働いている。つまり形式上は健常者である。精神科通院歴がありながらクローズで就職したひとにはあったことがないし、体験談なども見たことがない。ただ私がいまのところ何とかやっている事実を考えると、精神科から立ち直る道はあると信じている。私は「心に残る」ことを目標に、あくまで前を向いて生きていきたい。